神奈川エリアのハクビシン、アライグマの駆除・対策について

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2021.12.21

ハクビシン被害

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神奈川エリアのハクビシン、アライグマの駆除・対策について

神奈川県では、近年、ハクビシンやアライグマなどの特定外来生物による生態系等に係る被害が大きな問題の1つになっております。

ハクビシンやアライグマが引き起こす被害は、畑などの農作物に限らず、生活環境や生態系にも深く及んできているものの、こうした情報の主なものは農業被害や生活被害に関する内容がほとんどであり、「自然生態系や野生生物への影響」については、具体的に把握されておりません。

ハクビシンが引き起こす問題について

1.ハクビシンの生態

食肉目ジャコウネコ科
原産地は東南アジア
頭胴長(頭の先から尾の付け根までの長さ)
※60センチメートル前後、尾の長さ40センチメートル前後
体型は細長く尾が長い。
鼻から額にかけて白い筋がある。
主要エリア全域に生息している。

2.ハクビシンの主な被害内容

家屋(屋根裏等)に棲みつく
農作物被害(特に果実)
生態系への影響

3. 主要エリアのハクビシン対策状況

家屋に棲みついたり、家屋敷地内農作物に被害を与えるハクビシンの捕獲。(費用は市負担)
※農地や山林、法人の管理施設など、家屋敷地外の被害は対象にならないケースが多い

特に、家屋に棲みついた場合は、季節問わずに繁殖をするため、短期間で数が多く増えていくケースも多く、衛生的にも大きな健康被害に繋がる可能性があります。また、屋外で飼っているペットなどが襲われたり、ノミやダニの被害をうつされるケースもあり、注意が必要といえます。自治体によっては、申請を出すことで家屋に棲みついたハクビシンの駆除を行ってくれるケースがありますが、実際の対策は効果が出にくく根本的な解決に至らないケースが多いです。

4.ハクビシン対策

ハクビシンの対策のポイントは、まずその個体を増やさないように自分たちで出来る取り組みを進めることです。特に「餌となるものを食べさせない」「家に侵入させない」という2点がとても重要です。

エサとなる食べ物を絶つ

・庭に生ごみ埋めたりしない。

・未収穫で廃棄予定の農作物は放置せずに、迅速に処分する。

・庭木の果実は不要なものでも残さずに早めの収穫をする。

・ペットの食べ残しなども放置することなく速やかに回収する。

・ハクビシンを餌付けなどは絶対にしない。

・夜間に食料となるようなもののゴミ出しは行わない。

家屋に侵入させない

ハクビシンの建物内への侵入口は、主に「床下の通風孔(換気口)、軒下等にできる建物のすき間」などになります。こうした「すき間」はすべてふさぎ、侵入経路をなくします。

各自治体のホームぺージには、下記のようなQ&Aもあるので、ご紹介しておきます。

 

Q.家の中(屋根裏、床下、壁の隙間等)に野生動物(狸、ハクビシンなど)がいます。駆除してください。

A.野生鳥獣の捕獲は、原則禁止されていますが、対象鳥獣39種が原因で生活環境、農林水産業又は生態系に係る被害防止の目的で一定の要件を満たす場合には、許可を受けて捕獲・駆除することができます。捕獲・駆除は相談者自身で許可を受け行うか、許可をうけた民間業者に依頼します。

なお、アライグマやハクビシン、カラスの巣立ちビナが原因で生活環境被害(居住宅への侵入や庭の果実や鑑賞魚の捕食、親ガラスによる威嚇・攻撃)がある場合は、委託した業者が庭先に檻を仕掛けたり、手捕りにより駆除しますので、動物愛護センターまで問合せください。それ以外の野生動物の駆除は行っていません。

<川崎市のホームぺージより引用>

 

Q.屋根裏に棲みついたハクビシン等で困っています。どうしたら良いですか。

A.下記の被害等防除対策を参考に建物からの追い出しや寄せつけない対策を行ってください。

被害等防除対策

建物の周りを調べ、侵入口を特定し、動物が建物の中にいないことを確認してから侵入口をふさいでください(天井裏に侵入した動物は、食べ物を探すために外に出ます)。

屋根裏への侵入経路になるような庭木の枝は、できるだけ切ってください。

生ゴミやペットが食べ残した餌などは、そのまま放置しないようにしてください。

追い出しには、市販の煙が出るタイプの殺虫剤を使用するのも効果的です。追い出した後は、再び侵入できないように侵入口をふさいでください。

ハクビシンやアライグマは、木酢液や強いミントの臭いを嫌うとも言われております。

<相模原市のホームぺージより引用>

 

アライグマが引き起こす問題について

 

1.アライグマの生態

食肉目アライグマ科

原産地は北アメリカ。

頭胴長(頭の先から尾の付け根までの長さ)

※55センチメートル前後、尾の長さ30センチメートル前後

尾に5から10本の縞々模様がある。

近年、主要エリアを中心に数が増え、神奈川県全域に被害が広がっている。

 

2.アライグマの主な被害内容

家屋(屋根裏等)に住み着く

農作業被害

金魚やコイ、亀などペットへの加害

生態系への影響

主要エリアの対策状況)

「神奈川県アライグマ防除実施計画」に基づく捕獲を行っています。

3. アライグマの被害に遭わないための対策

・侵入口になる隙間をふさぐ。

※縁の下、換気口、軒下、戸袋など想定される箇所全て

・屋根に届く枝などは切り侵入するための経路を遮断する。

・庭に置いたものなどを整理して、踏み台にさせない。

・ペットフードの食べ残しを放置しない。

・庭などの採り残しのカキなどの果実は食べない分も処分して放置しない。

・池には金網を設置して、飼育している魚に触れられないようにする。

・鳥小屋などの金網は丈夫なものにして鍵をかける。

・獣の臭い(体臭、フン尿))を消すようにする。

※木酢液や漂白剤の臭いが効いた例もあります。

・追い出しには、煙の出るタイプの殺虫剤を焚く。

 

実際に、木造家屋の天井裏にアライグマが棲みついてしまい、毎晩のようにゴソゴソと動物が歩き回る音がする場合や、天井に染みができて尿らしきものが垂れてきて衛生上不安などといった実害が出る場合は、直接自治体に相談することが出来ます。ただ、庭で飼っている金魚やコイ、亀等が食べられてしまうなど被害が出てからでは取り返しがつかないことも少なくはありません。

しかし、自治体に相談した場合でもアライグマ捕獲従事者証が発行されたりご希望される方への箱ワナの貸し出しやそれを用いた業者が対応してくれるだけで根本的な解決には至らないことも多いのが現状です。

 神奈川県でハクビシンやアライグマの被害にお困りなら

ハクビシンやアライグマへの対策ですが、当然家屋などに棲みついた場合は、そこから追い出す作業はとても重要ですが、その後に寄せ付けないように忌避したり、家に入り込ませないように入口の遮断をしなければ根本的な解決にはなりません。中途半端な対策を繰り返すといつまでもハクビシンやアライグマの被害に悩まされることになり、のちに健康や大切なペット、大事な農作物などへの大きな被害に発展するおそれを根絶することはできないのです。

そうなる前に、ハクビシンやアライグマの生態や特性を理解し、それぞれの害獣に効果的な対策を提案してくれる専門業者へお早めにご相談いただくことが重要です。ハクビシンやアライグマなどの害獣駆除専門のホームスターなら、国家資格保持者のプロフェッショナルな専任担当者が調査に伺い、被害状況や侵入経路をプロの目でチェックいたします。

お問い合わせいただきましたら、即日調査に伺うことも可能です。神奈川県内は全域対応、調査・見積もりは無料で実施いたします。「すぐにどうにかしたい!」、「天井が落ちてこないか不安で…」という方も最速当時に伺いますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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