ハクビシン駆除(自分でできる方法をご紹介)

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2022.03.28

ハクビシン駆除

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ハクビシンとはどのような野生動物?自分でできる駆除方法をご紹介

はじめに(ハクビシンの被害や対策とは)

ハクビシンは、家やお寺などの屋根裏に棲みつき、大切な畑の作物を荒らしたり、騒音を起こしたり、飼っているペットに危害を与えたりする注意が必要な害獣です。こうしたハクビシンの被害に対して、エサとなりうるゴミの撤去や、嫌がる音やにおいがでるものを使い対策を行い、一旦棲みついた家屋から追い出して、その後の侵入経路を絶つ対策を行う必要があります。厄介なことに、ハクビシンは「鳥獣保護法」という法律で守られている動物であるため、一般の方が自ら駆除や捕獲は行うことはできません。仮に、自身で駆除や捕獲を行う場合は、役所に申請を行った上で許可をとったり、箱わなの設置を依頼したりする必要があります。こうした煩わしい工程を行うことが出来ない方は、専門業者へ「ハクビシン駆除」を依頼するという方法もあります。

ハクビシンについて

ハクビシンは、ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される食肉類の動物です。その名前の通り、額から鼻にかけて目立つ白い線があることが大きな特徴です。日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類ですが、外来種であることは分かっているものの移入時期については正確に解明されておりません。日本では本州の東半分と四国に生息しており、北海道でも局所的に生息を確認出来た記録があります。

糖度の高い果樹・野菜を好み、ネットの隙間等、頭部が潜れる大きさの隙間ならば侵入できるので、日本では特にトウモロコシ・カキ・ブドウ・ミカンなどの畑作物・果樹などを食害する害獣とみなされています。また、住居(特に屋根裏など)に侵入し、足音による騒音や糞尿による悪臭で、生活被害をもたらす、家具を噛まれる等の被害が頻繁に報告されております。畑の作物に留まらず、果樹園に入り込み、ビワ、ミカン、モモ、ナシ、カキなどを食べ荒らすことで、こうした果物農家に深刻な農業被害を与えることもあります。近年では、農地開発などによる生息地の破壊、食用の狩猟などにより、生息数は減少しているため、香港では野生動物保護法の保護対象となっています。

田畑を荒らしたり、住宅に忍び込むなど、日本各地でさまざまな被害をもたらしているハクビシンですが、愛くるしい見た目とは裏腹に、 攻撃性が高く、病原菌を有し、人間の生活環境に影響を及ぼしかねないため、 特徴や生態をしっかりと理解して備えたり、実際に屋根裏などへ棲みついた場合は、対策を行う必要があります。

行動特性と見極める特徴とは

ハクビシンは、一般的には山林の木の上で生活をしている動物です。糖度の高い野菜や果物を好み、山などの天然の食物が減少していることから、農作物を荒らすケースが増えております。こうした被害が大きいことから、「有害鳥獣」に指定されています。特に近年では、餌場を求めて市街地などへも進出していることが問題になっています。夜行性のため、日中は天井裏や軒下などに身をひそめ、夕方暗くなってくると餌を求めて活発に動き回ります。

ハクビシンは大きなしっぽがありタヌキにも似ている動物です。見極め方としては、顔貌に大きな特徴があり、オデコから鼻にかけて、1本の太くて白い線が入っています。この白い線があるとハクビシンである可能性が非常に高いといえます。体長は50cmから70cmとタヌキよりも一回り大きく、胴体とほぼ同じ長さのふさふさした尾が特徴です。雑食性のため、前述した糖度の高いバナナや桃など好物の果物のほかに、野菜やとうもろこし、ネズミや虫などの小動物、卵などなんでも食べます。可愛らしい容姿とは裏腹に、攻撃性があり、追い詰められると威嚇して反撃することがあるので、対応には注意が必要です。

天井や屋根裏での騒音や衛生環境の悪化

  

ハクビシンは、頭部が入る隙間があれば体をすり抜けることが出来ます。そのため、わずかな隙間があるだけでも家の屋根裏や天井裏に入ることが出来て、そのまま棲み着いてしまいます。ハクビシンは、同じ場所で排泄を行うため糞という習性があります。同じ場所に糞や尿をするため、たまった糞は山盛り状態になりますが、ハクビシンは気にもしません。酷い場合は、ハクビシンの糞の山にウジ虫が湧くケースなどがあり、長期的に居ついてしまうと積もった糞で天井に染みが出来る場合や、ゴキブリなどの害虫が発生するという被害が出るケースもあります。当然、衛生的にも良くないため人間の生活環境に影響が出るリスクも生じます。また、夜行性のため睡眠中に天井や屋根裏を走り回り、騒音を起こすこともあります。繁殖などをしてしまうと、騒音被害も当然大きくなります。

まずは自分で行って欲しいハクビシン対策

役所や保健所にハクビシンの駆除を相談する前に、自身で出来る最も効果的なハクビシン対策は、「寄せ付けないようにする」という形です。

ハクビシンを侵入させない

餌になりそうなものを全て撤去する
ハクビシンのエサとなり得る収穫後の農作物などは、ハクビシンを寄せ付けてしまう大きな要因になります。また、庭に果樹がある場合に、食べごろになった実などをそのまま放置しておくことも良くないです。また、ハクビシンは雑食であるため、生ごみに含まれる食事の残飯などもこまめに撤去するか、密閉ができるゴミ箱で管理するようにすることが重要です。 それ以外にも、ジュースの空きビンや缶、ペットの食べ残したエサなどもハクビシンを寄せ付ける要因になります。エサある場所の近くに寝床を作る習性を持つため、農作物や果樹の実などの管理、廃棄物の撤去、ペットのエサの管理などを徹底すれば、棲みつき対策も同時にできるのです。また、ハクビシンは夜行性で薄暗い場所を好む傾向があるので、落ち葉がたまっていたり、雑草が生い茂っていたりする場所も、好みます。自宅のお庭や用水路や側溝などハクビシンの通り道になるところはしっかりと掃除をして、きれいにしておくことも有効です。

侵入経路・侵入口になるわずかな隙間も厳禁

  

ハクビシンの家屋への侵入を防ぐには、侵入経路の断絶が最も効果的です。 侵入経路・侵入口が全くなければ、家屋に浸入される可能性はなくなります。最も大きな侵入経路になるのが屋根なので、ハクビシンが登らないように、導線になりそうなものは極力ない状態に管理しておくことも重要です。ちょっと穴でも見つけた場合は全て塞いでおいてください。細身の体をもつハクビシンは、頭部が入る隙間があれば体をすり抜けてしまい、侵入します。具体的に、ハクビシンの成獣は一辺8cmの正方形、直径9cmの円形、6×12cmの横長の長方形、11×7cmの縦長の長方形の入口から侵入できるとされています。

嫌がる臭いを侵入経路に配置する

ハクビシンは嗅覚が非常に発達している動物です。普段、肛門腺から分泌物を出し仲間同士のやり取りをするような習性を考慮して、嫌がる臭いを侵入経路になりそうな場所に配置すると、近寄りにくくなりその場から遠ざけ、侵入を防ぐ効果が期待されます。例えば、市販されている忌避剤に含まれるトウガラシやニンニクなどの刺激的なニオイや石油系のニオイはそういった効果を期待できます。また、ハクビシンを追い出すには、超音波も効果的と言われています。

しかし、実際には永続的に続く忌避剤などはなく、屋外に設置できる超音波機器なども数が少なくこうした手法は効果的な手法とは言えません。

ハクビシンを捕獲する

実際に、ハクビシンを家屋の内外で見つけても自身で駆除することはできません。 「鳥獣保護法」という法律で保護されているため、許可なく捕獲ができない動物に指定されているのです。実際に、家に侵入されて被害に遭っている、野菜や果樹などの農作物を荒らされるなど実際の被害を受けている場合のみ、関係各所へ申請を行って初めて駆除が可能になります。

区役所や市役所に捕獲許可へ申請を出す

実際の被害に遭った場合は、お住まいの市区町村の役所でハクビシン捕獲許可の申請書を出しましょう。自治体によってその方法は様々ですが、主に捕獲許可申請書類、捕獲依頼書、捕獲場所がわかる図面や捕獲予定頭数などの詳細な情報記載が必要です。捕獲許可が出る期間は、自治体によって様々ですが平均して約三か月ほどです。対象となる方は、地域内に居住または農地等を所有し、家屋へのふん害や農作物への食害に遭われている方に限定されており、アパートやマンション、事業所などの場合、わなの貸出や捕獲後の処理は行っていませんので、管理会社や専門業者に相談する必要があります。

箱わなを設置する

各自治体への申請が通ったら、「箱わな」の貸し出しを行ってくれるため、こちらを設置してハクビシンの捕獲の準備を行います。箱わなにハクビシンがかかったら、速やかに保健所や役所に連絡をして、箱わなごと回収してもらう形になります。わなは自身が所有または管理する敷地内で、安全な場所のみに設置してください。公共の場所や、別の方の所有地に設置することはできませんので注意が必要です。早急に捕獲したい場合は、専門業者への相談が推奨されています。

ハクビシン駆除のホームスター

自身でハクビシンの侵入防止の対策をしたり、自治体の「箱わな」を設置してもハクビシンの被害が収まらない場合は、専門業者に依頼する必要があります。その場合は、家屋の天井面積やわかる範囲での被害状況を出来るだけ詳細に把握しましょう。その上で、信頼できる業者へ相談する必要があります。

実績に乏しい業者の場合、今までに対応したことがないような現場では、十分な対策を行うことが難しく、何度も被害が繰り返されてしまうケースが少なくありません。都度、費用を請求されたり、再発防止保証期間を設けていても会社自体がなくなってしまうといったケースも少なくありません。

20年で再発ゼロ! 5年の長期保証のホームスター

ホームスターは害獣駆除の専門会社ですが、ハクビシン駆除実績が非常に豊富です。事業スタート時からの20年間、クレーム・トラブル・再発ゼロの記録を今も更新し続けており、5年の長期保証というあんしんの保証があります。ハクビシンの追い出しは当然ですが、侵入経路の遮断が不十分で、万が一、再発した場合は追加費用なし「無償で対応」してもらうことが出来ます。侵入経路が一般の住宅よりも多いとされる寺院の実績が豊富なことも特徴です。複雑な作りによって被害も大きくなりやすい寺院や旅館などの大規模な建物の害獣駆除は、業者によっては長期保証の対象にならないケースも多いですが、こうした案件でも5年の長期保証が可能です。

ハクビシンの駆除専門業者の選び方

ハクビシンを「箱わな」で捕獲する場合は、狩猟免許の資格が必要です。当然、ハクビシンの駆除業者を選ぶ場合は、狩猟免許を取得している業者を選ぶ必要があります。 また、野生動物の捕獲には「鳥獣捕獲許可の届出」が必要です。こちらも、許可申請を出しているかも確認しておきましょう。

その上で、下記のような項目は事前に確認を行っておくと良いです。

会社の運営期間
出来るだけ社歴が長い方が、経験が豊富なことの証になります。

保証期間について
そもそも、再発防止の保証があるのか(ない場合は、再発ごとに費用が発生するリスクが出ます)を確認の上、何年の保証期間があるのかを確認しましょう。

担当者に駆除についてしっかりと話をしてみる
被害の現状などをしっかりと伝えて、どのような対策をしてもらえそうか話をしてみましょう。経験が浅い担当者などは、話をしてみれば何となく分ると思います。

見積りはどうなるのか?
ハクビシンを駆除する前にきちんと現地調査や聞き取りを行い、見積もり金額を出してくれるかが重要です。金額が安すぎて再発保証がない業者は、そもそもまともな対策はしない(自身で行えることと同じレベル)または、再発するごとに追加料金を請求する場合があります。しっかりと現地調査をおこない駆除だけでなく、 侵入対策も含めた総額が提示されているかの確認も重要です。

紹介業者には注意

害獣駆除の紹介業者にはご注意ください。ホームぺージで仕事だけを請けて、実際には別の作業業者に依頼を行う業者があります。このような、紹介業者を経由してハクビシン駆除を依頼すると「最大で50%近い金額を紹介料としてプラスした金額」で見積りを提示されるケースが少なくありません。ハクビシンなどの害獣駆除費用が大きく膨らんでしまうだけではなく、以下のような問題が発生するケースがございます。

専門業者ではないため事前のヒアリングが不十分
当日の現地調査の段階で、準備が不十分なために、複数回の現地調査を行わないといけなくなり、段取りがうまくいかないと、立ち会う方に大きな負担がかかります。

害獣駆除の専門業者ではないため連絡がつかなくなってしまう
集客だけを行い、施工業者に流すだけのサービスであるため、事業を継続する保証がありません。「再発後も長期保証があるので安心」などと謳っていても、いつの間にか連絡がつかなくなるケースがあります。

「再発0のホームスター」は、実際のお客様からの口コミ数No.1 という実績を持ち、作業実績が豊富な有資格のプロの専任作業者による確実な駆除と丁寧な対応を行っております。もちろん、紹介業者を介す形ではないので、負担にならない費用で、害獣駆除の施工を行うことが可能です。